頭痛外来|その頭痛の原因、今日はっきりさせる|宮前平脳神経外科クリニック
その頭痛、「いつものこと」で済ませていませんか
頭痛は国民の4人に1人が悩むといわれます。当院を受診される方の多くも、何年も頭痛と付き合ってきた方です。年齢の中央値は42歳。仕事や家事がいちばん忙しい時期に、我慢を重ねてこられた方が少なくありません。
- 市販薬が手放せない。最近、効きにくくなってきた
- 頭痛のせいで、仕事や予定を諦めたことがある
- 「いつもの頭痛」だと思って、相談したことがない
- つらさを周囲に分かってもらえない
- 病院に行くほどではない、と思っている
ひとつでも当てはまる方は、一度ご相談ください。頭痛は「体質」ではなく、原因を確かめて、治療の選択肢を検討できる症状です。
- 突然、ハンマーで殴られたような激しい頭痛(くも膜下出血などが疑われる一刻を争う状態です)
- 手足のしびれ・脱力、ろれつが回らない、言葉が出にくい
- これまで経験したことのない強さ、日ごとに強くなる
- 頭を打った後から続く
当てはまる場合は救急対応が優先されます。ためらわずに救急要請をご検討ください。神経症状はいつ始まったか(発症時間)が治療を大きく左右するため、時刻のメモをお願いします。
危険な頭痛の見分け方は 「危険な頭痛の見分け方|脳腫瘍・脳卒中を見逃さないサインとMRI検査」 で院長が詳しく解説しています。
頭痛を止めるために痛み止めを頻回に飲んでいると、それ自体が頭痛の原因になることがあります(薬物乱用頭痛)。月に10日以上、痛み止めを使う状態が続いている方は、早めにご相談ください。飲み方の見直しと予防治療で、頭痛の日数を減らせる場合があります。
当院の頭痛診療が選ばれる理由
「その日のうちに」を実現するために、当院が整えてきたことです。

「脳に異常がないか、今すぐ知りたい」に応えます。MRIの撮影・診察・結果のご説明、必要な治療の開始までを同じ日のうちに行える体制です。放射線被曝はありません。

脳神経外科専門医の院長が毎日頭痛外来を担当。さらに毎週月曜・水曜の午前は、聖マリアンナ医科大学 神経内科学の秋山久尚教授による専門外来を実施しています。

発作を予防するCGRP関連製剤の注射(3製剤)と飲み薬に対応。注射薬は国の最適使用推進ガイドラインの要件を満たした施設でのみ投与でき、当院はその要件を満たしています。

木曜・土曜の午前も診療しています(9:00〜13:30)。宮前平駅から徒歩1分、二子玉川から約12分・用賀から約14分・渋谷から約25分(いずれも乗り換えなし)。通い続けられることも治療の一部です。
頭痛の種類と診断
頭痛は国際分類(ICHD-3)で300以上に分かれます。大きくは、脳に病変のない一次性頭痛と、別の病気の症状として起こる二次性頭痛の2つ。まず二次性頭痛を除外し、そのうえでタイプを見極めて治療に入ります。
二次性頭痛について、詳しく
二次性頭痛を引き起こす原因疾患には、脳卒中(くも膜下出血、脳出血、椎骨動脈解離)、可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)、脳腫瘍、髄膜炎など、命に関わるものが多く、一刻を争うケースも少なくありません。慢性副鼻腔炎(蓄膿症)や緑内障など、脳以外の病気でも頭痛は起こります。
受診時はまず詳細な問診と診察を行い、必要に応じてMRIや採血を実施して、二次性頭痛を除外します。入院での検査・治療が必要な場合は、対応できる医療機関にご紹介します。
主な一次性頭痛のタイプ
当院で対応する代表的な4つのタイプです。痛む場所と痛み方に、それぞれ特徴があります。

こめかみのあたりが片側だけ、ズキンズキンと脈打つように痛みます。
吐き気を伴うことがあり、3日ほど続くことも少なくありません。有病率は8.4%とされ、およそ12人に1人が持つといわれます。セロトニンやCGRPなどの物質が関与していることが分かっており、これを抑える新しい治療薬が登場しています。当院では女性が68.3%を占めます。

頭に輪をはめられたように、頭全体が締めつけられます。
一次性頭痛のなかで最も多く、人口の約5人に1人といわれます。ストレスや同じ姿勢が続くことで、首や後頭部の筋肉が過度に緊張して起こります。内服のほか、入浴・運動・マッサージなども予防になります。

片目の奥をえぐられるような、激しい痛みが起こります。
鼻水・目の充血・涙を伴うことがあります。夜間や睡眠中に起こりやすく、発作が治まると何事もなかったように痛みが引きますが、数週間から数か月のあいだ繰り返します。当院では男性が76.6%と、他のタイプと傾向が逆転します。誘因となるアルコールを控え、早めにご相談ください。

痛み止めの使いすぎ自体が原因となり、頭全体が重く続きます。
1か月以上頭痛が続き、月に10日以上痛み止めを飲む状態が3か月以上続いている場合は、この頭痛を起こしているかもしれません。週に2〜3回以上、痛み止めを内服している方は、この頭痛を起こしている可能性があります。市販薬を長く飲んでも効きにくい場合は、早めに受診して治療を始めることをおすすめします。
後頭部から頭頂にかけて、ピリッと走る痛み。首の姿勢や肩こりが関わることがあります。累計522名
顔面に電気が走るような鋭い痛み。洗顔や歯みがきなど、日常の動作が引き金になります。累計348名
頭を打った後から続く頭痛。時間が経ってから症状が出ることもあり、検査で確認します。累計277名
いずれも当院で診療しています。頭痛の種類は300以上あり、上記に当てはまらない場合もご相談ください。
当院の強み
片頭痛は「我慢する病気」から
「予防する病気」へ
発作が起きてから抑えるのではなく、起こる回数そのものを減らす治療が使えるようになりました。CGRP関連製剤です。
片頭痛の方では脳内にCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)が増え、これが血管に作用して発作が起こると考えられています。この働きを抑えるお薬で、注射3製剤と飲み薬に対応しています。
注射薬は国の最適使用推進ガイドラインの要件を満たした施設でのみ投与でき、当院はその要件を満たしています。保険適用で、3割負担の方は月15,000円前後が目安。条件を満たせば自己注射に移行でき、通院は2〜3か月に1回程度に減らせます。

(注射3剤)
(レイボー)
(飲み薬2剤)
2023年1月10日(開院)以来の累計です。CGRP関連抗体薬は、このうち293名の方が現在も治療を続けています(2026年8月時点)。効果には個人差があります。
頭痛ダイアリーによる評価が可能であった方の集計値です。効果には個人差があります。
くわしくは 「片頭痛の予防注射(CGRP製剤)とは|対象・効果・費用の目安」 をご覧ください。
当院の頭痛診療の実績
どんな頭痛を、どれだけ診てきたか。開院以来の内訳です。
頭痛の内訳(累計・実患者数)
| 頭痛の種類 | 実患者数 | 女性の割合 |
|---|---|---|
| 片頭痛 | 5,173名 | 68.3% |
| 緊張型頭痛 | 4,494名 | 66.8% |
| 薬物乱用頭痛 | 652名 | 77.9% |
| 後頭神経痛・頸性頭痛 | 522名 | 58.0% |
| 三叉神経痛 | 348名 | 62.1% |
| 外傷性頭痛 | 277名 | 56.7% |
| 群発頭痛など | 124名 | 23.4%(男性76.6%) |
複数の頭痛を併せ持つ方は重複して計上しています。群発頭痛は医学的にも男性に多いことが知られており、当院の比率もこれと一致します。
ご相談いただいた方の内訳
頭痛でご相談いただいた方の63.3%が女性、年齢の中央値は42歳です。30代・40代・50代で全体の約6割を占めます。仕事や家事がもっとも忙しい時期に、頭痛を抱えている方が多いことがうかがえます。
お子さまの頭痛
頭痛は大人だけのものではありません。当院では18歳未満の方を749名診療しており、直近1年では170名が新たに受診されています。年齢の中央値は13歳。中学生248名・高校生263名と、学年が上がるにつれて増える傾向があります。
もっとも多いのは片頭痛(595名)です。「朝に頭が痛くて起きられない」「学校を休みがち」といったご相談も少なくありません。飲み薬や漢方を中心に、年齢に合わせて治療を組み立てます。発作を抑えるだけでなく、起こる回数を減らす予防治療も選択肢になります。
大人の片頭痛は女性に多いのですが、18歳未満では男女差がほとんどありません(女性50.7%/男性49.3%)。男の子の頭痛も、めずらしいことではありません。
紹介状は不要です。2026年9月から、川崎市の小児医療費助成が高校生年代まで拡大され、通院時の一部負担金(小学4年生以上・1回500円)も廃止されます。川崎市の小児医療証をお持ちのお子さまは、MRI検査を含めて窓口でのご負担なくお受けいただけます。
高校生年代=18歳に達した日以後の最初の3月31日まで。所得制限はありません。川崎市以外にお住まいの場合は、各自治体の助成内容により異なります。
延べ受診件数・実患者数の年間値は2025年8月12日〜2026年8月12日、累計値は2023年1月10日(開院)以来の集計です。
受診の流れ|検査から治療開始まで当日で
頭痛の起こり方・頻度・随伴症状をうかがいます。頭痛ダイアリーや、症状が出た時刻のメモがあると診断に役立ちます。
放射線被曝なしで脳と血管の状態を確認します。撮影時間は比較的短く、およそ10〜15分が目安です。
撮影した画像を院長がその場で確認し、当日中にご説明します。危険な頭痛が除外できれば、タイプに応じた治療方針を一緒に決めます。
急性期の内服、予防薬、CGRP製剤の注射など、生活に合わせた治療を開始します。高度な治療が必要な場合は大学病院などへその日のうちにおつなぎします。
頭痛の回数や薬の効き方をうかがいながら、治療を調整していきます。予防治療が安定すれば、通院の間隔をあけられる場合もあります。


頭痛を診る医師
脳神経外科専門医・指導医/医学博士。大学病院などで多くの診療・手術経験を積み、頭痛外来を毎日行っています。院長紹介はこちら
毎週月曜日・水曜日の午前に、頭痛外来・神経内科疾患の専門外来を担当。なかなか良くならない頭痛や診断のつきにくい頭痛も、大学病院の医師に地域のクリニックでご相談いただけます。
よくあるご質問
- 頭痛は何科を受診すればいいですか
- 脳の病気が心配な頭痛は脳神経外科が専門です。頭痛は300種類以上あり、タイプによって治療が異なるため、正確な診断が重要です。当院は頭痛外来を毎日行っています。
- 本当にその日のうちに結果まで分かりますか
- 脳のMRIについては、撮影から診察・結果のご説明まで当日対応が可能です。初診の場合はMRI検査にお時間をいただくことがあるため、お時間に余裕をもってご来院ください。
- 費用はどのくらいかかりますか
- 頭痛の診療・MRI検査は保険診療です。片頭痛の予防注射(CGRP製剤)も保険適用で、3割負担の方で月15,000円前後が目安です。
- 市販の痛み止めが効かなくなってきました
- 薬の使いすぎ自体が頭痛の原因になる「薬物乱用頭痛」の可能性があります。また、痛み止めで一時的に楽になっても根本の原因が残っていれば頭痛は繰り返します。一度、原因を調べることをおすすめします。
- 様子を見ていて大丈夫な頭痛ですか
- 「いつもの頭痛と明らかに違う」「これまで経験したことのない強さ」「だんだん強くなる」「しびれ・ろれつが回らないなどを伴う」場合は、様子を見ずに受診してください。突然のハンマーで殴られたような激しい頭痛は、一刻を争う緊急の状態です。
本ページに掲載している診療実績・治療成績は、当院の診療録にもとづく集計値です。集計期間と対象人数(n)を明記しています。治療の効果には個人差があり、すべての方に同じ結果をお約束するものではありません。
医薬品は承認された効能・効果の範囲で記載しています。医療広告ガイドラインに基づき、体験談や誇大な表現、他院との比較は行っていません。ご不明な点は診察時にお尋ねください。
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つらい頭痛、当日のMRI検査で原因を確認できます
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